2012年02月18日
映画 フェティッシュ(Curdled)1996
フェティッシュ

殺人マニアの女の子と連続殺人犯人が繰り広げる“一風変わった愛の寓話"を描いたブラック・コメディ。
全編に漂う奇妙なテイストとラストのオチが愉快。
64年生まれの新鋭映画作家レブ・ブラドッグがフロリダ州立大学映画学科修士課程の卒業制作として91年に発表した30分の短編『Curdled』が世界各国の映画祭で数々の賞を受賞し(同年に東京で開催された第1回国際学生映画祭にも出品)、イタリアのミステリー映画祭で上映された際にゲストとして招かれていたクエンティン・タランティーノの目に止まり、彼がエグゼクティヴ・プロデューサーをつとめて長編化された
あらすじ(goo映画より)
フロリダ州。ガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)は幼い頃に、目の前で男が射殺されるのを目撃して以来、死にとりつかれている。
殺人現場の清掃を専門に請け負うPFCS社のCMを見た彼女は、憧れの殺人現場に行けるかもしれないと思って社長のロジャー(バリー・コービン)に掛け合い、掃除人として採用される。
その頃、有閑マダムばかりを狙う連続殺人犯“ブルー・ブラッド・キラー"が、マイアミを騒がせていた。犯人は犠牲者を何度も刺した後、首を切って殺していた。
街は殺人鬼の噂で持ちきりで、ガブリエラも事件のスクラップを作り、まだ見ぬ犯人に思いを馳せていた。
彼女は昔のフランスでギロチンで切り離された首が、最後に何かをしゃべったという話に興味を抱いている。
ブルー・ブラッド・キラーことポール(ウィリアム・ボールドウィン)は今日も言葉巧みに誘拐した富豪婦人を殺したが、犠牲者がペンで床に書いた彼の名前を消しそびれてしまう。
その現場の清掃仕事がPFCS社に回ってきて、ガブリエラは喜び勇んで志願した。
相棒のエレナ(メル・ゴーラム)は、殺人のことばかり話題にする彼女にうんざり気味だ。一日の仕事が終わった後、ガブリエラはボーイフレンドのエドゥアルド(ブルース・ラムゼイ)を連れて現場を案内するが、彼女の趣味を分かってくれない真面目な彼は、ショックを受けてそそくさと帰ってしまう。
一人残された彼女は、ラジオから流れるクンビアに合わせてダンスを踊る。
そこへ、証拠を消すために忍び込んでいたポールが現れた。彼女は恐れも知らず殺人犯に近づき、二人でダンスを踊りながら犯行について詳しく聞く。
「首は最後に口を聞いた?」としつこく尋ねる彼女に、ポールは「君も同じ運命だ」とナイフを手に迫るが・・・
【ヒトコト感想】
昔昔に観た映画。ちょっとクセのある最後で なんだかまた観たくなってレンタル。
ガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)がそりゃあもう 狂気的な目をしてるんですよ。でも 凄く綺麗でチャーミングな女性。
多分 彼女は【趣味】が そっちに向いてしまっただけで、周りからは変わり者にみえるのかもしれない。
血とか 凄いでてくるんですが 殺され方が潔すぎて 何の恐怖も感じません(笑)
これはコメディです。
ブラックな。
なので ホラーがダメな私も鑑賞可能(^^
よくわかんない世界観がずっと続きますので そういうのが好きな方はたまらない作品なんじゃないかと(笑)
ちなみに 私は好きです(笑)
凛☆
末永茉己