2014年05月17日
或る殺人
好きな法廷もの！しかもジェームズ・スチュワート！
緊張感があるんだか ないんだかわからない感じも妙に惹きつけられるんです
法廷シーンが主なんで、そういうのが好きな私はかなり満足！
いろんなこと 思ったはずなのに、考えたはずなのに
法廷で
「パンティー」
もう、この場面だけ アタマに残って離れません（笑）
ジョージ・スコットもいい味出してるし、音楽も素敵なんですよ。
（ピアノのシーンなんて 本当にすてきな場面です
）
法廷でも
終始 ニヤケ顔のジェームズ・スチュワートの役作りも、スパイスが効いてて 個性的でよかったんですよねぇ。
ぺらっぺらと よく喋るなぁ〜
みたいな弁護士でした。
なんかこう ムスッとした弁護士
とかじゃなくて
「ジョークは弁護人に任せなさい」なんて云われてしまうほど。笑
そんな弁護士
映画の筋自体は そんなに奇をてらったものはないんですけど
妙に観てしまう。
飽きさせないってのが なんか凄いんですよね。この映画
私は この国 この時代にうまれた人間ではないから 全てを理解することは難しいのだけれど
‘なにを裁くのか？‘
何かを理由にして それぞれの（ねじまがってる？）持論を繰り広げる様がよかったです
ラストシーンに一抹の哀愁を感じるのでした（笑）
私はすきです。この映画
第32回アカデミー賞6部門にノミネート
第25回ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞（ジェームズ・ステュアート）と脚本賞（ウェンデル・メイズ）
第20回ヴェネツィア国際映画祭 男優賞（ジェームズ・ステュアート）
第2回グラミー賞 映画・テレビサウンドトラック部門（デューク・エリントン）を受賞
検事の職を辞したのち、弁護士事務所を開業したビーグラー。
だが、彼の事務所は閑古鳥状態で秘書にもろくな給料を払えずにいた。
そんなある晩、釣りから帰ったビーグラーのもとに昨日起きた殺人事件の容疑者の妻ローラから弁護依頼が舞い込んでくる。
その事件とは、彼女の夫で陸軍中尉のマニオンがローラをレイプした知人バーニーを射殺したというものだった。
やがて裁判が始まると、検察側はローラがバーニーと不倫関係にあったと主張、キレ者検事ダンサーの巧みな戦術に追い詰められていくビーグラーだが…。
原題： ANATOMY OF A MURDER 製作年度： 1959年
監督： オットー・プレミンジャー 上映時間： 160分
これ 本編ですね・・・↓
jamcrea at 01:08│
│【映画】偏った凛視点の単なる備忘録（笑）
