2021年10月29日

黒澤明監督 「夢」「生きる」鑑賞!そして私の長めの感想!

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今更ながらですが
黒澤明監督の
「夢」と「生きる」を鑑賞。
主に 「生きる」の感想です

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「この映画はいい映画なんだぞ」とパパ殿に勧められて、黒澤明監督「生きる」鑑賞。


ゴンドラの唄 に 泣いたのは私だ。


志村喬さんの表情が豊か過ぎて鑑賞中頭の端で「無声映画でも成立しそうだな」とも思えた。名作ですね


胃癌で「死ぬ」事を、突きつけられて「やっと生き始める」主人公。
それは矛盾していそうで、でも、人間の本質というか とても納得出来る感情だなと思うのである。


数年前 私は 治らぬ体の症状を抱え、飲んでも投与されても治らぬ薬に嫌気がさして
大分 人生に絶望しながら セカンドオピニオンを繰り返していた。


そこで 数人目の医者に言われたのである。


私の治らぬ病気は 不知の病の可能性があり、その病気ならば 余命は3ヶ月程度だろうと。


余命宣告だ。


その言葉を言われた私は、不思議な事に とても気分が良くなって、笑顔になれたのである。


「ああ、あと3ヶ月で、この苦しみは終わるのだ。泣いても笑っても、3ヶ月なら、毎日 笑ってやりたい。やっと終わるのだし、これ以上老ける事もないし、悩むこともない。」


胸に重苦しくのしかかっていたものがスっと取れた気すらしたのだ。


この反応は 私の中のリアルであり、そのタイミングだったからこそ そう感じたのかもしれない。


「もっと生きていたい!何故 自分ばかりが?」…正直 その時は 1パーセントもそんな事を思えない自分に なんとも言えない気持ちにもなった。


黒澤明は 映画「夢」の 中で 生きる事を全肯定している。


水車小屋の前でお爺さんが
 「生きているのはいいものだ。(中略)そして、その役割をきちんと終えたなら 葬式というのも、本来めでたいものなんだ」と言い、村人をあげて楽しそうに死人を祝う描写がある。


これは、とても、しっくりくる。




生きていることなんて、実際 奇跡の積み重ねのような気もするし
でも ありふれているもののような気もする。


どこかの会社の歯車のひとつとして人生終わろうが 世界に名を残して人生終わろうが それは 終わってからの周りの評価であって、ゴッホだって生きているうちに評価された訳じゃない。


そんな事を 何となく 思うのだ。


この映画に関して云えば、メッセージ性が高いのだが、これも矛盾するが「こう思えよ!」という意図で作られた訳じゃないような気もしてくる。




観た人が、何かしら 自分で自分へのメッセージを胸に刻むのだろう。そんな感じだ。


「死ぬことを突きつけられてから生きるな。 生きているなら 何かができる」


それは単純なメッセージなのだけど
生きてる年数が多いほど?


生きている密度が濃いほど
この映画は染みるのじゃないかな…


きっと20歳の時に観るのと、今 観るのでは 深みが違うのだろうな。


お通夜の長いシーンが 私は好きでした。
ここで、完全なる、主人公の生き様が語られる。
本当のこと、そうじゃないこと、あーだこーだと。とても人間っぽい。




自分のお通夜で、私は他人に 「こんな人だったね、こんな事もしていたよね」なんて 言われるのだろうか。
きっと言われるのだろう


その時には、家族や友だち、音楽を通じて私を知ってくれた人に


 私という人間の言動や行動を思い出して 「つい 笑って」貰いたい。
 そんな事も、何となく 思った作品なのでした。



追記

ちなみに  医者の誤診だったので
まだ 生きてます 笑



















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Profile

【凛】(Rin)

http://www.project-rin.com/

ソロシンガー「凛」/
凛+原田謙太のユニット
「ダ・ヴィンチ:ポワロ」
として活動中。

・2007年9月12日、
インディーズデビュー。
2011年11月23日、
Lantisよりメジャーデビュー。

・音楽プロデューサーの
島崎貴光プロデュース。
(SMAP/A.B.C-Z/AKB48/SKE48など)

・KOEI PS3『BLADESTORM-
百年戦争-』TVCMソング
「凛として...」。

・アニメ『クロスファイト ビーダマン』
オープニング主題歌「TRUTH」

・アニメ『クロスファイト ビーダマン』
エンディング主題歌
「片翼-ツバサ-の行方」

・アニメ『カードファイト!!
ヴァンガード 
アジアサーキット編』の
第一期ED主題歌
「情熱イズム」

・『CR戦国無双』主題歌
「孤高の証」

・『パチスロ三國志』
実機内楽曲「紅の華」

・『CR無双OROCHI』
実機内楽曲「花道乱舞」

・スマホゲーム
『車なごコレクション』
主題歌「Xana-シャナ-」

・スマホゲーム
『車なごコレクション』
の「マツダ ロードスター」
「トヨタ プリウスα」声優担当。

・凛活動10周年記念
フルアルバム
『凛イズム』(16曲入り)リリース。

・8th Digital Single「Judgement」
2019.12.24 Release。

・木根尚登氏(TM NETWORKの)の
Liveに出演・共演。

★凛の地元仙台・福島・山形
にて、レギュラーラジオ
「凛の『聴いてくれて
ありがとう』ラジオ」を、
2010年から担当し、
2021年10月から
11年目に突入。

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【ダ・ヴィンチ:ポワロ】

凛+原田謙太のユニット
「ダ・ヴィンチ:ポワロ」として、
アニメ『トミカ絆合体アースグランナー』
のエンディング主題歌
「僕らがヒーロー」を歌唱。

※2020〜2021年まで1年間放送、
2021年10月2日より、
テレビ大阪にて再放送決定)

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【末永茉己】(Mami Suenaga)

多くのアーティストの
仮歌・コーラス・作詞を担当。

・2021年10月2日〜
アニメ
「MUTEKING THE
Dancing HERO」
の劇伴・BGMのコーラスを、
多数担当。

・日本テレビ系
「ニノさん」
(嵐の二宮和也さん番組)
スタジオゲスト出演

・テレビ朝日系
「誰にも表彰されない
ギョーカイ神記録」
(羽鳥慎一さん、
佐藤栞里さん、
博多華丸・大吉さん、
羽田圭介さん出演番組)
にて、
日本で初めて
「仮歌シンガー」
として密着・出演。

★「仮歌シンガー」として、
多くの現場の本チャン仮歌、
コーラス、作詞、
作曲家、作曲家志望者の
仮歌も担当。

http://www.project-rin.com/contact/kariuta/

・現在「末永茉己」名義・他名義にて、
作詞家としても活動中。

・「遙かなる時空の中で」
シリーズ作品・声優さんの作詞や、
「金色のコルダ」シリーズ
作品のコーラスなども行う。

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